9/30/2004

ノンコウモデル にかなり慣れてきたでしょう。
もう少しお話しましょう。
マーケット の ニーズ を好奇心をもって、分析します。
その顧客のニーズに合う価値をサービスする。
コンシューマ セントリック 顧客中心に考える、ですね。
顧客のニーズがアウトカムとして、評価されるように、
ストラテジー、アクティビティをアライン、調整する。

みなさん、ノンコウモデル理解できましたか ?
ノンコウモデルをスタンダードにして、スコアカードを学習してください。

ストラクチャー
カルチャー
ドクター、スタッフ
プロセス
  マーケティング
  クリニカルプロセス
アウトカム
  顧客
  財務
  クリニカルアウトカム

このノンコウモデルから、あなたのモデルを、 カスタマイズしてください。
下図のように、単純化するとわかりやすいでしょう。

スコアカードを導入する時は、
病院、クリニックに、スコアカードのエクスパートが必要です。

オリエンテーションをする必要がありますので、
エクスパートは、しっかりスコアカードを学習していないと、
スコアカード 失敗組になりますよ。

スコアカードのオリエンテーション

スコアカードを、経営幹部、ドクター、スタッフが理解する
なぜスコアカードが必要か理解する
スコアカードプロセスにおける、経営幹部、ドクター、スタッフそれぞれの役割を理解する
病院、クリニック、経営幹部、ドクター、スタッフが スコアカードから受けるベネフィットを理解する

このようなことを、しっかり経営幹部、ドクター、スタッフにオリエンテーションします。

ところで、
信頼に基づく会話
成功の目標であるメトリックス
変える、良くする、改善。
この基本コンセプトもしっかり、オリエンテーションしてくださいね。

9/29/2004

簡単にお話すると、

収入が増える
患者さんが喜ぶ
ドクター、スタッフが満足する
オペレーション エクセレンス
コンピタンス
カルチャーの向上
ITのサポート

こんな風に考えます。

9/28/2004

ストラテジーマップを大切にして下さい。
マップを基本にして、会話し、行動します。

それでは、
ストラテジーマップをテーマに、
ドクター、スタッフ、みんなで、会話して、
役割分担を決めます。

スコアカードを管理する人、
ストラテジーの目標を管理する人、
メトリックスのデータ収集、評価、分析、報告する人、
アクティビティを管理する人、
ネットワークをデザインする人。

また、会話して、
ストラテジーマップから、アクティビティを決めます。
スコアカードのデータベースもデザインして、
インターフェースを決めておきましょう。
各部門の責任者も決めて、
各部門をインターフェースします。
コミュニケーションが第一ですね。
満足度調査もウエッブからできるようにしておきましょう。

そして、リアルタイムに、情報知識が学習できるように、
コンピュータネットワークのデザインも大切ですね。

このように、経営幹部、ドクター、スタッフが、
会話、会議、ミーティングして、
スコアカードのリレーションシップ作りをします。

インセンティブは、ボーナス評価と研修旅行、昼食券、コンサート券、
食事会券、まあ、みなさんの要望を聞いてあげてください。

このようなことを繰り返していると、
スコアカード カルチャーが出来上がります。

急がず、焦らず、ゆっくりと、タイムライン通りに。


会話は、重要なコミュニケーション手段です。
しっかり会話して、
重要成功要因 CSF を クリア してください。


ノートンとキャプランが、バランスドスコアカードを発表してから、
12年が過ぎましたね。成功例もあれば、失敗例もある。
如何に自院にあったカスタマイズができるかが、成功のカギですね。

実際考えてみれば、病院、クリニックも百人百様ですから、
しっかりしたスコアカードのスタンダードから、カスタマイズして、
自院に適合したスコアカードをつくる能力を身につけることですね。

そこで、私の提案ですが、
成功するには、7 つの重要要因をしっかり解決することです。

経営幹部、ドクターのリーダーシップ
ビジョンマップストラテジーマップ、アクティビティマップの作成
ストラテジーマップについて、しっかり会話をして、アクティビティマップをつくる
役割分担をする
部門との連絡連結を蜜にする
インセンティブを考える
IT のサポート

スコアカード ストラクチャー モデルをスタンダードにして、
7つの重要要因をクリアして、カスタマイズしてください。


9/26/2004

ノンコウのスコアカードモデル

1988年に発表されたDonabedian のモデル は、
ストラクチャー、プロセス、アウトカムの3つの要素で、
医療の質を評価します。このドナべディアンのモデルは、
今でもよく使われています。
が、21世紀の経営管理となると、少し、物足りないですね、
そこで登場した バランスドスコアカードモデル は、
1992年、ノートンとキャプランが発表して、
学習と成長、プロセス、顧客、財務の4つの視点で、経営管理するモデルです。
これは、一般企業のモデルですので、
そのままでは使いにくいと言われています。 カスタマイズが必要ですね。

そこで、わたしは、ノンコウのスコアカードモデル NonkouModel として、
マーケット、ストラクチャー、カルチャー、プロセス、アウトカムの5つのフィールドで、
経営管理するモデルを考えました。

また、ビジョン、ミッション、バリュー、ストラテジー、
顧客、ドクター、スタッフ、ストラクチャー、プロセス、マーケティング、財務を、
それぞれフィールドで活躍するプレヤーとして 考えます。
プレヤーが役割を分担して、アウトカムを引き出します。

--- nonkou


9/25/2004

医療の質についてのNCQAのリポートです。
また、医療における競争について FTC のリポート です。
医療の質を担保するには、競争が必要ですね。
少し長文ですが、アメリカの医療がよくわかります。

--- nonkou


スーパーマーケット、たとえば、ジャスコが、医療機関に進出したらどうでしょう。
アメリカでは、ウォールマートが、医療機関に進出したらどうでしょう。
サービス産業であるスーパーが、さぞかし、効率のよい、ハイテクな、
顧客にフレンドリーなサービスを提供してくれるでしょう。

スーパーが、クリニックをやりだしたら、
たとえば、健康診断のために、MRI を ジャスコで !
たいへんな競争相手ですね。


このような事が起こりうる。
マーケットのニーズを、的確に学習して、
身も心も、リフォームしましょうよ。
やれるうちに。
改革改善。

--- nonkou




私がお勧めするモデルです。
この単純なモデルが意外とわかりやすく、
よい成果、アウトカムを出します。
だいたい、皆さんの行動もこのモデルで、
理解できるでしょう。
単純、簡単が一番ですね。

ところで、組織が大きくなると、
ゴールとアクティビティの間に、
ストラテジーがはいります。
アクティビティと改善の間に、
スコアカードがはいります。

これがわたしのモデルの骨格です。

9/24/2004

寺山先生整形外科のブログされています。
わたしは、医学のことはわかりませんが、
先生の豊富なご経験から、
いろいろと経営管理について、
ご教授おねがいします。

中谷 暢洸 拝



わたしのビジョンマップです。

9/23/2004

アカウンタビリティ という言葉を使うようになってから、
久しいですが、アカウンタビリティを果たしているでしょうか ?
これから、患者さん、地域住民に対する説明には、
メトリックスを用いて、スピーチしてください。

クリニカムアウトカム、顧客満足度、患者数、コスト等の
エビデンスのあるメトリックスを説明して、
スピーチすると、説得力ありますね。

マーケティングも、メトリック ベースで、顧客と、
コミュニケートするようになるでしょう。


そして、メトリックス ポートフォリオをデザインする時は、
政府、地方自治体、第3者評価機関、レーティング機関、
顧客、ドクター、スタッフ等へ、情報を提供できるように、
メトリックスのデータベースをデザインする必要ありますね。

また、パス、電子カルテ、ABC、イントラネットを導入する時は、
メトリックス関係はどのようにするか ?
スコアカードシステム、ダッシュボードシステムとの
連携を充分に考慮してください。

コンサルトを受けて、感じたことです。



9/22/2004

わたしのストラテジーマップです。


絵を描くとわかりやすいですね。

わたしは、ビジョンマップ、ストラテジーマップ、アクティビティマップの
3つのマップを描きます。

マーケットをアセスメントして、
ドライビングフォースを学習します。
学習のフレーズですね。

そして、ビジョン、ストラテジーテーマを描きます。
これが、ビジョンマップです。
そして、ビジョンマップをモデルに、
ストラテジーマップを描きます。
--- ストラテジーマップはみなさんご存知ですね。---
集中のフレーズですね。

それから、ストラテジーマップをモデルにして、
現場のアクティビティマップを描きます。
調整のフレーズですね。

そして、アクティビティを実行します。
実行のフレーズですね。

学習ー集中ー調整ー実行の各フレーズ、
お忘れなく。

マップを描くと、ほんとうに、
わかりやすいですね。
トライしてください。




9/21/2004

ドライビングフォースとして、
インフォメーション テクノロジーの影響について、
考えてみましょう。
コミュニケーションのコストが、激減しますね。
要するに、世界から、情報知識が手に入る。
また、病院、クリニックの情報も便利に入手できる。
つまり、インフォームド 顧客が、誕生しやすくなる。
そして、選択の自由の幅が大きくなる。
また、病院、クリニックのアウトカム情報、スタッフの態度、
安全で、快適か、医療事故の場合、実際は、どのように対応しているか、
ドクターの個人的な能力は、等等の情報が、
第3者機関を通じて、公開される。要するに、透明になるわけだ。
結局、2つの効果が徐々に現れる。
患者さん、顧客の選択の自由
と医療介護機関の透明性。
そこで、この2つの効果に対して、
どのようなストラテジーを考えますか ?


9/20/2004

ブログにかなり慣れてきました。コミュニケーションの手段としては、
これから中心的存在になるでしょう。ブログを中心に、ますます、
便利になるでしょうね。ナレッジマネジメントにも使えそうですね。

ところで、戦略テーマが決まりますと、わたしは、決まって、5つの
フィールドについて、ストラテジーの相関を考えながら、ストラテジーを、
考えます。
マーケット --------傾向、顧客のニーズ、ドライビングフォース
ストラクチャー-----システム、ストラクチャー、コンピュータ、P4P、KM
カルチャー--------組織のメンタルな面、トップ、ドクターのリーダーシップ
プロセス----------クリニカルプロセス、サービス、コミュニケーション、CRM、ブランド
アウトカム---------クリニカルアウトカム、顧客満足度、スループット 、コスト

そして、プレヤーとして、経営幹部、ドクター、ナース、スタッフについて、
考えます。


わたしが良く使う実行モデルです。
シンプルが一番ですね。
みなさんは、頭がよいですから、すぐ理解できますね。
でも、
スコアカードは、全員野球ですから、 シンプルでないといけませんね。

9/19/2004

ゲット ザ グリーン というのは、
合格点が 7、グリーンですので、その合格点を取れ、
という意味ですね。
わたしのスコアカードは、紫、水、青、黄、赤 の
5 段階で、評価します。

カルチャーが大切なんです。
パフォーマンス カルチャー 成果を重視する組織風土。
価値観、バリューのコミュニケートと共有。そして、カルチャーを形成して、
アクティビティに現れる。
だから、カルチャーを育てることが意外と大切ですね。
マインド セット、組織のメンタルなところです。
たとえば、経営幹部、ドクターが、リーダーシップをとって、熱い状態をつくる。
それが、組織全体に、伝わる。
ゲット ザ グリーン。

9/18/2004

IOMが提案した21世紀の医療の質の目標です。

出来高でペイするのは、一理ありますね。
医療をすれば、する程、収入が多くなる。
一方、包括は、医療を多くしようが、少なくしようが、
収入は、同じ。これは、医療をできるだけしないようになる。
ペイ を多くするために、医療を多くする出来高払い。
ペイを多くするために、医療を少なくする包括払い。
どちらでも困りますね。そこで、クリニカルアウトカムを高くすると多く収入がもらえる。
このようなシステムがよいですね。
P4P pay for quality performance。このようなシステムにするには、
スコアカード システムが必要ですね。
近い将来、医療の質、患者満足度の高い医療機関に、
ボーナスとして、支払いを多くする事が起こると思います。
アメリカの話ではありませんよ、日本のお話です。


9/17/2004

環境適応型経営管理について、
manyworlds にたくさん論文があります。
特にこのプレゼンはみるべきですね。

少しスーピードが早いですね。
ゆっくり行きましょう。
時間が取れるときに、たくさん書かないと、
進まないし、でも、1日1善ですね。

よろしくお付き合いお願いします。

--- nonkou

これからの経営は、環境適応型ですね。
行動する時に、環境をアセスメントして、
変化を学習します。そして、力を集中し、
体を調整して、準備します。
調整できたら、実行ですね。
病院もクリニックも組織体として、同じ行動パターンです。
動物も同じことをしていますね。
学習ー集中ー調整ー実行。
このパターンですね。
このコンセプトを基本にして、
スコアカードのスタンダードモデルを学習していきましょう。

戦略のテーマを考えることにしましょう。
今は、時節柄、医療の質とサービスの向上がメインですね。
そしてデジタル化ですか。

ところで、このように戦略テーマを決めると、
解決するための、情報を探します。
そして、探し当てた情報とあなたの持っている知識情報から、
アイデアを引き出してきます。
ストラテジーを生み出す苦しい場面ですね。
そして、解決するための、情報を探す場面で、
ブログが役に立つらしい。ブログのネットワークで、
役に立つ情報知識が発見しやすくなるらしい。
なるほど、私は、よくアメリアのブログを読んでいると、
ひらめきます。このことかな ? このブログどうでしょうか ?



9/16/2004

ブログは結構よいかもしれませんね。
情報のコミュニケート手段としては、おもしろい。
ブログツールもアメリカ、ヨーロッパでは、かなり進んでいますね。
私も慣れてくると、もっと良いコンテンツを配信できるかも。

スコアカード、病院、クリニックの経営管理のフォーカルポイント
になればよいですね。

ブログ同士のリンクをできるようになれば、
もっと情報知識の学習の場になりますね。
このモデルを基本に、自院に合うように、カスタマイズしてください。
このように 絵 で描くとわかりやすいですね。


みなさんと、スコアカード フォーラム で、 
コネクトして、ネットワークを広めましょう。

これから、こちらから、情報発信していきます。
皆さんも参加して、情報をコネクトしてください。

たくさんのよい情報を、コメントしてください。



1.. Respect for patients' preferences and expressed needs;
2.. Coordination of care and integration of services;
3.. Information and education;
4.. Physical comfort and pain relief;
5.. Emotional support and alleviation of fears and anxieties;
6.. Involvement of family and friends;
7.. Experience with safe medical practices; and
8.. Transition to home and continuity of care.

カリフォルニアでは、8つの評価指標で、レーティングしています。

このような患者視点から、ストラテジーを考えても、おもしろいですね。



ブログを始めました

-----------------------------

毎日、ベンチマークしてください。

スコアカードのスタンダード
http://www.nonkou.com/LECTURE/model.html